小堺裕一郎

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社は1918(大正7)年東京日本橋にて創業、その後1947(昭和22)年 小堺化学工業株式会社を設立し現在に至っております。

ご高承の通り、ここ江戸日本橋本町(ほんちょう)は西の大坂道修町(どしょうまち)と並び東日本の医薬品発祥の地と言われております。
弊社も薬種問屋(医薬品卸売業)として日本橋にて産声を上げましたが、戦後の食品工業の発展に伴い、食品添加物を主要商品とするビジネスへの転換をはかり、現在は食品工業関連商品を中心として広く食品製造業界の皆様とお取引をさせていただいております。

私どもは食品製造現場に携わっているより多くの仕入先様及び販売先様と直接お会いして、情報交換をさせていただくことを主目標として営業活動をしてまいりました。
その為には多くの仕入先様のご要望とご協力・ご支援をいただきながら、販売先様の真のニーズにお応えできかつその橋渡しが出来る質の高い社員を育成することが重要な使命と認識しております。

「飽食の時代」と言われてから久しく、現在食品業界は戦後の高度成長時期とは比較にならないほど短期間に著しく変化しており、消費者の眼は過去にない厳しさをもって、食品に注がれております。
このような状況のもと、安全・安心はもちろんのこと、コンプライアンスを重視し、今後も食品素材や添加物に関する的確かつ斬新な情報と商品をお届けするよう努力していく所存でございます。
今後も倍旧なるご愛顧をお願い申し上げます。

代表取締役社長 小堺裕一郎