薬祖神祭が開催されました。

本日、コロナ禍のため規模を昨年同様縮小して奉納提灯と式典は昨年同様奉賛会役員のみで行われました。

薬祖神祭とは、わが国で医薬の祖神と言われている大己貴命(おおなむじのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二神を 日本橋本町の薬業界では、この二柱を祭神とする東京上野の五條天神社に参詣して崇敬の念を表 してきました。

明治41年(1908)からは、東京薬種貿易商同業組合(現公益社団法人 東京薬事協会)が、東京上野の五條天神社から薬祖神(やくそしん)の御霊を迎え大祭を執行し、昭和4年(1929年)には事務所建物の屋上に薬祖神社(初代社殿)が造営され、昭和58年には昭和薬貿ビル屋上に第二代目の社殿が造営されました。さらに平成28年(2016年)9月28日福徳の森に第三代目の薬祖神社が遷座しました。

式典は、福徳の森の新社殿で五條天神社宮司が斎主となり執行され、奉賛会役員が参列し玉串奉奠を行いました。

全会員には縁起飾りの「神壺」(しんこ・おけら笹)を配布、会員名が書かれた「奉納提灯」を配列し夜間点灯します。