第66回 お江戸日本橋伝承会を開催しました。

◆テーマ: 『江戸の写し絵について』

◆講 師: 劇団「みんわ座」 公演部 代表 山形文雄氏

◆日 時: 01844日(水曜日)                  

◆場 所: 小堺化学工業株式会社 地下 MPホール

◆時 間: 18302030

◆概 要:

劇団「みんわ座」の写し絵は、日本のアニメのルーツといわれております。講演では写し絵の歴史・原理・なぜ伝承したいのかを参加者は、劇団「みんわ座」の公演を拝見して学びました。

劇団「みんわ座」はハリウッド・映画芸術科学アカデミーから招待され、「江戸写し絵」を上演した時には「1803年当時の西欧と比較すれば、日本の映像文化は格段に先進的であった」と称賛された劇団です。

大きな和紙のスクリーンの裏側で繰り広げられる幻燈の技術は大変面白いもので、今回は、参加者が実際に道具を操作し演じるWSを行いました。

影絵ではなく、昔は硝子の板に色を付け、版画では版木に対応する、原版を幻灯機に差し込み自分で幻燈機を操作するアニメを童心に帰り大いに楽しみました。 

アニメの一コマに対応する所作を一つずつマニュアルで移動させ、動かす技術は素晴らしい原理でした。               

学術的な評価はありますが国内の認知度は低く、より多くの人に日本の素晴らしい文化を伝承していきたいと考えさせられた90分でした。

 

最後に「みんわ座」のみなさんと参加者で一緒に記念撮影

 

 

リンク:みんわ座

YouTube:  https://www.youtube.com/watch?v=wCUBhhdiU9w

                     文責:小堺化学工業 広報 小堺ひとみ