日本橋富沢町 樂琵会とは

現在のままでは、もう聴くことができなくなってしまう琵琶演奏。
日本古来からの楽器を是非伝承してゆかなくては、そんな思いから「日本橋富沢町 樂琵会」が発足されました。

琵琶・作曲 塩高和之氏が主宰する、形にこだわらない気楽に楽しんでいただける企画です。

塩高和之氏の琵琶演奏と出会い、さらに東京では1軒しか琵琶を制作している所がないと知り、とにかく塩高氏が琵琶という楽器を広め、定点でそこに行ったら琵琶演奏が聴ける場所を作りたいという熱意から、2016年2月より、偶数月の第三木曜日に弊社のMPホールをお貸しして定期的に色々なジャンルの楽器の奏者とのコラボで、琵琶はもちろん龍笛・尺八・ヴァイオリン・能や語りと他では聴くことができないサロン会です。30~40名がゆっくりとした贅沢な時を過ごす1時間半を是非一度体験されてみませんか?
五感で楽しんでいただくために、演奏後は琵琶を触ることはもちろん、奏でることも体験できます。シルクにウコンの弦の音の余韻は、デジタル音では感じることができない音の世界です。

樂琵会スケジュール

2018年
通算 開催日 テーマ ゲスト
第13回 2018年2月15日(木) 現代の琵琶楽 CD 沙羅双樹Ⅲ 発売記念 田澤明子氏(Vi)吉岡龍之介氏(尺八)
第14回 2018年4月19日(木) 樂琵琶の響き 大浦典子氏(龍笛・篠笛)
第15回 2018年6月21日(木) 薩摩琵琶 古典から現代へ 石田克佳氏(正派薩摩琵琶・琵琶制作者)
第16回 2018年10月18日(木) 薩摩琵琶と筑前琵琶聴き比べ 田原順子氏(筑前琵琶)
第17回 2018年12月13日(木) 掛け合い琵琶 平野多美恵氏(筑前琵琶)
    津村禮次郎氏(特別ゲスト・能)
2017年
通算 開催日 テーマ ゲスト
第7回 2017年2月16日(木) 筑前琵琶と薩摩琵琶 聴き比べ 鶴山旭翔氏(筑前琵琶)
第8回 2017年4月20日(木) 琵琶と尺八の出会い 吉岡龍見氏(尺八)
    津村禮次郎氏(特別ゲスト・能)
第9回 2017年6月15日(木) 「方丈記」を語る 伊藤哲也(語り)
第10回 2017年8月17日(木) 平家琵琶と薩摩琵琶 古澤月心(平家琵琶)
第11回 2017年10月19日(木) 秋の調べを聴く~ 樂琵琶と龍笛 大浦典子氏(龍笛)
第12回 2017年12月21日(木) 琵琶掛け合い語り 平野多美恵(筑前琵琶)
    津村禮次郎氏(特別ゲスト・能)
2016年
通算 開催日 テーマ ゲスト 演奏曲
第1回 2016年2月25日(木) 「琵琶色々 とにかく聴いてみよう
樂琵琶・平家琵琶・薩摩琵琶」
~シルクロードから現代まで、琵琶の色々~
壇の浦(薩摩琵琶弾き語り)
第2回 2016年4月21日(木) 『薩摩琵琶と筑前琵琶の聴き比べ』 平野多美恵氏(筑前琵琶奏者) 敦盛対決 薩摩vs筑前
第3回 2016年6月16日(木) 現代琵琶学 田中黎山氏(尺八奏者) 尺八とのデュオ
「まろばし尺八と琵琶の為の」
第4回 2016年8月18日(木) 夏の定番 「耳なし芳一」 古屋和子氏(語り手) 怪談 「耳なし芳一」
第5回 2016年10月20日(木) 秋の調べを聴く 大浦典子氏(篠笛・龍笛奏者) 笛とのデュオ「秋月賦」
第6回 2016年12月15日(木) 冬の定番 「勧進帳」
掛け合い語り
古屋和子氏(語り手)
    津村禮次郎氏(特別ゲスト・能)
「勧進帳」

樂琵会の様子

  • 2016.2.25(木)
    塩高和之
    「琵琶色々 とにかく聴いてみよう 樂琵琶・平家琵琶・薩摩琵琶」
    ~シルクロードから現代まで、琵琶の色々~

  • 2016.10.20(木)
    ゲスト:篠笛・龍笛奏者 大浦典子氏
    笛とのデュオ「秋月賦」

  • 2016.12.15(木)
    特別ゲスト:津村禮次郎氏
    ゲスト:語り手 古屋和子氏
    「勧進帳」

  • 2017.4.20(木)
    ゲスト:尺八 吉岡龍見氏
    琵琶と尺八の出会い

塩高和之 プロフィール

伝統的な古典曲だけでなく新作にも積極的に取り組み、分野を超えて作曲・演奏活動を展開。厳島神社、赤間神宮をはじめ琵琶に深く関わる歴史を持つ熊野、高野山などでも演奏会を開く。現在、薩摩琵琶・樂琵琶の両方でCDの発表及び演奏活動を展開する唯一の演奏家である。

ソロ活動の他、長唄囃子方の人間国宝 寶山左衛門師、観世流シテ方 津村禮次郎師、日舞花柳面師をはじめ様々なジャンルのアーティストと共演。従来の形式に囚われず演奏活動を展開している。

演奏活動の他、琵琶楽やその背景となる中世の文化・芸能等について幅広い視野で講演及び演奏活動を行っている。他に2007年に琵琶樂人倶楽部を設立し、毎月レクチャーコンサートを開催。2016年4月に開催100回目を迎えた。また演奏を主体とした「日本橋富沢町樂琵会」を2016年に設立。隔月にて開催している。

現在までに薩摩琵琶のCDは5枚、樂琵琶のCDは3枚、教則DVDを1枚リリース。これらのCDは世界にネット配信されている。
静岡県出身。

琵琶錠の由来

30年ほど前、中国各地を歩いていたとき、兵馬俑の博物館がある西安を訪ね、骨董屋で琵琶の形をした錠を発見!珍品に大喜びし、購入しました。『日本陶芸倶楽部』で、小堺ひとみさんと出会い、『琵琶の錠』が収まるべき処を得たような“運命的な縁”を感じたので、差し上げました。

妹尾河童・記